■ 対談
JSH2009の展望
■ Roundtable
心血管疾患を防ぐ高血圧治療
■ Roundtable
日本人によるEBMをどのように臨床に反映させるか
■ Symposium
第31回埼玉不整脈ペーシング研究会
■ 原著
Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。
今月号のトピック
● 対 談
「JSH2009の展望」
島本和明
(札幌医科大学内科学第2講座)
荻原俊男
(大阪府立病院機構大阪府立急性期・総合医療センター)
高血圧治療ガイドライン2009(JSH2009)が2009年1月に公表されます。本対談では,高血圧学会理事長の島本和明氏が,JSH2009作成委員長の荻原俊男氏に,JSH2009の基本コンセプトを中心にインタビューしています。
荻原氏は,JSH2009に関して,JSH2004の基本方針を踏襲しつつ,よりオープンな形で,多くの意見を反映するよう努力し,ニュートラルなガイドラインを目指していると紹介しています。さらに,日本の介入試験成績を含む最新のエビデンスを数多く織り込み,ガイドラインとして科学的,論理的,標準的であるとともに,一般臨床医の日常診療に有用な実践的内容であることを意識していると述べています。
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