■ Roundtable
高血圧治療における交感神経系とRAASのクロストーク
—Ca拮抗薬のパラダイムシフト / N型Ca拮抗薬の可能性を探る—
■ Symposium
第5回循環器病の論点
■ Symposium
第44回ペーシング治療研究会
■ 原 著
Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。
今月号のトピック
● Roundtable
高血圧治療における交感神経系とRAASのクロストーク
—Ca拮抗薬のパラダイムシフト / N型Ca拮抗薬の可能性を探る—
司 会 | 藤田 敏郎(東京大学大学院医学系研究科 内科学) |
プレゼンター |
吉村 道博(東京慈恵会医科大学 循環器内科) 西山 成(香川大学医学部 薬理学) 森本 聡(関西医科大学附属枚方病院 腎臓内科) 此下 忠志(福井大学医学部 病態制御医学講座・内科学(3)) |
高血圧では,交感神経系とレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAAS)が大きく関与することが知られています。また,その薬物治療で用いられているCa拮抗薬は作用するCaチャネルのタイプにより交感神経系とRAASに対する薬理作用が異なります。本座談会では,高血圧治療で重要視されている,降圧作用を超えた臓器保護という観点から,Ca拮抗薬の可能性について基礎と臨床の両面から話し合われています。
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