■ 今月の話題
J-CLEAR特別シンポジウム
Xa阻害薬の登場とAblation 普及で脳卒中は激減するか?
■ Review
GLP-1受容体作動薬リラグルチドの臨床使用
—リラグルチドのベネフィットの最大化に向けて—
■ 原 著
Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。
今月号のトピック
● 今月の話題
J-CLEAR 特別シンポジウム
「Xa阻害薬の登場とAblation普及で脳卒中は激減するか?」
脳卒中は日本人の死因の約3割を占める病態です。日本では脳卒中の30~40%は心原性脳梗塞といわれていますが,2011年1月,この心原性脳梗塞の予防を目的とした新規抗血栓薬,抗トロンビン薬がわが国でも発売されました。同様の有効性が期待されるXa阻害薬の開発も進んでおり,2011年~2013年にかけて相次ぐ新薬発売が予定され,大きな話題となっています。新規抗血栓薬はワルファリンに替わる「夢の新薬」として脳卒中を激減させるのでしょうか。
本シンポジウムでは,脳領域の専門家,血栓症領域の専門家が,それぞれのお立場から率直なご意見を発表されています。さらに,不整脈領域の専門家もAblation治療の現状や今後の展望についてご意見を述べられています。
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