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[最新号紹介]

THERAPEUTIC RESEARCH vol.33 no.10 2012

■ 榊原カンファレンス:チーム医療の実際
榊原記念病院にみる重症心不全患者の管理

■ Roundtable
よりよい降圧薬治療を求めて
—Ca拮抗薬とARBの併用の必要性

■ Symposium
第13回肺高血圧治療研究会

■ Review
特定健診データをもとに脳・心血管疾患発症を予測するツールの開発

■ 原 著


Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

今月号のトピック
● 榊原カンファレンス:チーム医療の実際
榊原記念病院にみる重症心不全患者の管理

梅村 純 (榊原記念病院)
長山 雅俊(榊原記念病院循環器内科)

公益財団法人 日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院は,循環器疾患治療をリードする日本屈指の病院です。「すべての患者さんとその家族の方が納得される医療を提供したい」という病院長の発案で,医師・看護師から医療事務担当者に至るまで,毎月,病院スタッフ全員が参加して,カンファレンスが行われています。毎回,心房細動,狭心症など,日常的な循環器疾患がテーマとなり,診療科や職種の枠を越えて忌憚のない論議が展開されています。ときに,議論はひとりの患者の治療と同時進行のかたちで行われ,治療前・治療後に分けて,その経過までが俎上にのせられることもあります。

本誌では,このカンファレンスの内容を,随時掲載していく予定です。初回は,チーム医療の視点から重症心不全患者への対応を取り上げています。重症心不全において,循環器疾患の急性期を受け持つ専門病院から在宅訪問診療への移行は,超高齢社会における病診連携のあり方のひとつを提起しています。


小誌では原著論文のご投稿を受け付けています。詳細は原著投稿規定をご覧ください。

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