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[最新号紹介]

THERAPEUTIC RESEARCH vol.34 no.5 2013

■ 座談会
高血圧合併左室拡張機能障害におけるN型CCBの投与意義

■ Symposium
GERD 研究会第17 回学術集会

■ 原 著


Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

今月号のトピック
● Roundtable
高血圧合併左室拡張機能障害におけるN型CCBの投与意義

司会 増山 理(兵庫医科大学 循環器内科 主任教授)
室原豊明(名古屋大学大学院医学系研究科 循環器内科学 教授)
光山勝慶(熊本大学大学院生命科学研究部 生体機能薬理学分野 教授)
佐田政隆(徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 循環器内科学 教授)

近年,心不全患者が増加傾向にあり,左室収縮能が保たれている左室拡張機能障害に起因する心不全への関心が高まっています。この拡張不全は高齢者や女性に多く,合併症のなかでも高血圧の頻度が高いと言われています。ACC/AHAガイドラインでは,拡張不全に対する血圧管理を推奨レベルI,エビデンスレベルAに位置づけていますが,治療法はいまだ確立されていないのが現状です。高血圧による心肥大と心筋の線維化が早期からの左室拡張機能障害をもたらすことから,その発症・進展を抑制し予後を改善するためには血圧管理が重要です。

本座談会では,高血圧を伴う左室拡張機能障害に注目し,基礎から臨床にわたる最新の知見データが紹介され,それぞれの専門の立場から討議されています。


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