■ OPINION
感染症治療の現状と展望
■ REPORT
第38回日本脳卒中学会総会(STROKE2013)
■ REPORT
European Group for Blood and Marrow Transplantation 2013
■ Symposium
第77回日本循環器学会学術集会ランチョンセミナー
「心房細動アブレーションにおける薬物治療」
■ Symposium
第9回メタボリックシンドローム研究会
■ 原 著
Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。
今月号のトピック
● Opinion
感染症治療の現状と展望
舘田一博(東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授)
平成22年厚生労働省人口動態・保健社会統計では,肺炎は死因として悪性新生物,心疾患に次ぐ第3位を占めています。その背景には社会の高齢化という状況があります。社会の高齢化が避けられない以上,compromised host(易感染性宿主)における感染症対策は臨床現場のかかえる大きな問題です。これに加えて,肺炎に限らず,多くの感染症治療の現場で(多剤)耐性菌の存在が大きな問題となっています。
本稿では,多剤耐性菌の現状を紹介し,耐性菌感染症への対応として,注目される薬剤,診断・治療の新たな試み,さらには,抗菌薬の治療効果を予測するブレイクポイント,感染症専門医の役割について言及されています。
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