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[最新号紹介]

THERAPEUTIC RESEARCH vol.35 no.8 2014

■ Symposium
第78回日本循環器学会学術集会ランチョンセミナー
永遠なゼロ—イベント抑制とβ遮断薬—

■ Symposium
第41回関西高血圧研究会

■ 原 著


Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

今月号のトピック
● Symposium
第78回日本循環器学会学術集会ランチョンセミナー
「永遠なゼロ—イベント抑制とβ遮断薬—」

座長: 大石  充(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 心臓血管・高血圧内科学分野)
演者: 長谷部直幸(旭川医科大学内科学講座 循環・呼吸・神経病態内科学分野)

2014年4月に発表された日本高血圧学会の『高血圧治療ガイドライン2014』では,β遮断薬は第一選択薬から除外されましたが,第一選択薬とは「積極的適応のない場合」の高血圧に対して最初に投与すべき薬剤であり,積極的適応がある場合には主要降圧薬として考慮されます。

長谷部直幸氏は第78回日本循環器学会学術集会ランチョンセミナーで,β遮断薬は主要降圧薬の一つであり,虚血性心疾患,心不全,心房細動などの合併症に対するエビデンスも多く,こうした症例に対してはむしろβ遮断薬を積極的に投与すべきかたちになったと指摘しています。それぞれに対するエビデンスが,臨床への応用や解釈の注意点などとともに詳細に解説されています。


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