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[最新号紹介]

THERAPEUTIC RESEARCH vol.36 no.4 2015

■ Opinion
わが国の臨床研究向上のために
—統合倫理指針の理解と普及に期待

■ Report
榊原カンファレンス
僧帽弁手術を考える
—新しい選択肢Normo弁の役割について—

■ INFORMATION
再生医療産業化への期待
日本再生医療学会エデュケーショナルセミナーから

■ INFORMATION
第14回日本再生医療学会
再生医療実現に向けた取組み
—YOKOHAMA宣言2015

■ Symposium
第45回埼玉不整脈ぺーシング研究会

■ 原 著

■ 症 例


Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

今月号のトピック
● REPORT:榊原カンファレンス
「僧帽弁治療を考える
—新しい選択肢Normo弁の役割について—」

僧帽弁疾患に対する外科的治療法として,弁置換でもない,弁形成でもない,新しい選択肢「Normo弁」の臨床応用開発が進められています。Normo弁は加瀬川均氏(榊原記念病院心臓血管外科 特命顧問)が考案した僧帽弁用ステントレス生体弁で,手術中に自己心膜を採取し,患者の体外で作成してから植え込まれます。2010年に榊原記念病院の院内倫理委員会で承認され,2011年に11歳の男児に対して初めて施行されて以降これまで12例に施行されました。全例とも,重篤な合併症はなく今日まで経過しています。

2月25日,数時間前に12例目の手術を終えたばかりの加瀬川氏が,榊原カンファレンスで最新情報を提供しました。今月号ではその模様をレポートしています。


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