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[最新号紹介]

THERAPEUTIC RESEARCH vol.36 no.5 2015

■ INFORMATION
2015年問題と2025年問題のために
—循環器疾患の予防による健康長寿の延伸—

■ Report
日本動脈硬化学会がコレステロール摂取量に関する声明を発表

■ Reviws

■ 原 著


Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

今月号のトピック
● 原著論文
気管支喘息患者におけるビランテロールトリフェニル酢酸塩・フルチカゾンフランカルボン酸エステルドライパウダーインヘラーの使用実態下における安全性と有効性の評価:使用成績調査の報告

本論文では,グルココルチコイド受容体との親和性が高く,強い抗炎症活性を有する吸入ステロイド薬のフルチカゾンフランカルボン酸エステルと,長時間作用性β2刺激薬のビランテロールトリフェニル酢酸塩の配合剤の使用成績調査が報告されています。気管支喘息と診断され本剤を初めて投与された患者を対象にした,副作用の発現状況および喘息コントロールテスト(ACT)スコアの変化の調査結果により,本剤の使用実態下での安全性および有効性が示唆されています。

● 原著論文
透析施行中の腎性貧血に対するエリスロポエチン製剤バイオ後続品(エポエチン カッパ)の安全性および有効性の検討:特定使用成績調査

エポエチン カッパは,国内初のエリスロポエチン製剤のバイオ後続品であり,先行バイオ医薬品のエポエチンアルファと同じく,透析施行中の腎性貧血と未熟児貧血を効能・効果として承認されています。
透析施行中の腎性貧血患者を対象に行われた特定使用成績調査の結果,エポエチン カッパは透析施行中の腎性貧血の治療において先行バイオ医薬品のエポエチンアルファと同様に安全で有用な薬剤であることが示されています。


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