■ Opinion
SPRINT試験を検証する
■ Information
日本循環器学会 第14回プレスセミナー
大動脈疾患
■ Information
日本抗加齢医学会エデュケーショナルセミナー
■ Review
■ 原 著
■ 症例
■ INFORMATION
日本語版サンフォード感染症治療ガイド更新情報
Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。
今月号のトピック
● Opinion
SPRINT試験を検証する
120mmHg未満を目指した厳格降圧のメリットは日本の実臨床に当てはめられるか?
米国心臓協会学術集会(AHA 2015)でSPRINT試験の結果が公表されました。その結果は,収縮期血圧120mmHg未満を目標とした厳格治療が,高リスク高血圧患者の心血管イベントを有意に抑制したというインパクトのあるものでした。約1万例と大規模かつ米国NIH主導による試験ということも相俟って,さまざまな報道が展開されました。
NIHが実施した試験は,その後の治療に大きな影響を与えることから,議論は現今のガイドラインとの整合性や改訂に向かいつつあります。Opinionでは,ガイドラインへの影響について性急な結論を求めるのではなく,SPRINT試験の評価と限界,課題について,専門家の視点から不明瞭部分に輪郭を与え,整理することを試みています。
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