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[最新号紹介]

THERAPEUTIC RESEARCH vol.37 no.6 2016

■ INFORMATION
日本循環器学会 第18回プレスセミナー
肺血栓塞栓症

■ TOPICS
高齢糖尿病者の対策
—第50回糖尿病学の進歩 シンポジウム7

■ SERIES
呼吸ケア・フロントランナー
特発性肺線維症に対する呼吸リハビリテーションとは

■ SYMPOSIUM
第5回臨床高血圧フォーラム 会長講演
イベントゼロを目指した高血圧個別診療へ

■ SYMPOSIUM
第1回日本血管不全学会学術集会 会長講演
血管障害:形態から機能へ

■ SYMPOSIUM
第42回難治性気道疾患研究会

■ SYMPOSIUM
第47回埼玉不整脈ペーシング研究会

■ ORIGINAL ARTICLE

■ CASE REPORT

■ INFORMATION
日本語版サンフォード感染症治療ガイド更新情報


Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

今月号のトピック
● SYMPOSIUM
第5回臨床高血圧フォーラム シンポジウム(血圧変動スペシャル390)
会長講演
イベントゼロを目指した高血圧個別診療へ
苅尾七臣(自治医科大学 内科学講座循環器内科学部門)

近年,高血圧治療では,血圧の平均値だけではなく,血圧変動の増大が心血管疾患のリスクになることが指摘されています。2016年5月14日に開催された第5回臨床高血圧フォーラム会長講演で,自治医科大学 苅尾七臣氏は,早朝血圧,夜間血圧,血圧変動のコントロールの重要性を紹介するとともに,血圧変動リスクの新たな概念として「循環器イベント・トリガーの血圧サージ共振仮説」と「全身血行動態アテローム血栓症候群」を提唱しました。さらに,ICTを用いた血圧変動の解析により循環器イベントの発症を予測する「予見医学(anticipation medicine)」を導入してイベントゼロの達成を目指すことを発表しました。


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