■ TOPICS
患者中心の医療にむけた診療ガイドライン
「臨床研究と疫学研究のための国際ルール集Part 2」刊行によせて②
■ INFORMATION
日本循環器学会 第23回プレスセミナー
心臓を守る食事:魚の効用
■ INTERVIEW
向精神薬に関する話題
■ SYMPOSIUM
英国の医療・臨床試験事情
■ SYMPOSIUM
第80回日本循環器学会学術集会 真下記念講演
The Keap1-Nrf2 system regulating oxidative stress response
■ SYMPOSIUM
第48回埼玉不整脈ペーシング研究会
■ ORIGINAL ARTICLE
■ CASE REPORT
■ INFORMATION
日本語版サンフォード感染症治療ガイド 最新情報
Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。
今月号のトピック
中山健夫
● TOPICS
患者中心の医療にむけた診療ガイドライン
「臨床研究と疫学研究のための国際ルール集Part 2」刊行によせて②
(京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野)
EBMとは本来,エビデンスだけでなく,医療者の熟練や患者の価値観,多様性,患者を取り巻く環境などを総合的に考量して行う医療をさします。診療ガイドラインもエビデンスを支える側面だけでなく,患者の価値観などをふまえたうえでの,医療者と患者との意思決定を支援できる内容であることが望まれます。
本稿では,京都大学大学院医学研究科 中山健夫氏が,真に患者を中心とした医療を実現するために診療ガイドラインがあるべき形について,「shared decision making」(共有意思決定)の考え方なども交え解説しています。
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