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[最新号紹介]

THERAPEUTIC RESEARCH vol.37 no.12 2016

■ INFORMATION
日本循環器学会 第24回プレスセミナー
心臓病を予防する運動

■ Series
呼吸ケア・フロントランナー
ハイフローセラピー導入の実際

■ SYMPOSIUM
第64回日本心臓病学会学術集会 会長講演
冠動脈硬化退縮への挑戦

■ ORIGINAL ARTICLE

■ CASE REPORT

■ INFORMATION
日本語版サンフォード感染症治療ガイド 最新情報


Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

今月号のトピック
● SYMPOSIUM
第64回日本心臓病学会学術集会 会長講演
冠動脈硬化退縮への挑戦

代田浩之(順天堂大学医学部 循環器内科)

冠動脈硬化病変を観察する検査法として冠動脈造影法(coronary angiography:CAG)が普及し,プラークを定量評価する介入試験が行われるようになり,さらに詳細に観察できる血管内超音波法(intravascular ultrasound:IVUS)により冠動脈硬化病変の進展・退縮に関する介入試験の精度が大きく進展しました。

本講演では,これまでCAGやIVUSを用いて実施されてきた臨床研究が紹介され,わが国の冠動脈疾患の危険因子としての脂質異常症の位置づけと,2次予防での脂質低下療法の意義について解説されています。また,今後LDL-Cのさらなる低下,Lp(a)やHDL-Cをターゲットにした治療についても,日本人を対象とした介入試験で検証する必要性が指摘されています。


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