■ INFORMATION
日本循環器学会・日本動脈硬化学会 共催プレスセミナー
「体質」だからとあきらめていませんか?
—家族性高コレステロール血症と心血管病予防戦略—
■ SYMPOSIUM
第50回埼玉不整脈ペーシング研究会
■ REVIEW
炎症,代謝および循環疾患への尿酸関連病態の関与について
—キサンチンオキシダーゼの関与を中心にした分子生物学的考察—
■ ORIGINAL ARTICLE
■ INFORMATION
日本語版サンフォード感染症治療ガイド最新情報
Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。
今月号のトピック
東條美奈子(北里大学医療衛生学部 准教授)
● INFORMATION
日本循環器学会 日本動脈硬化学会 共催プレスセミナー
「体質」だからとあきらめていませんか?
—家族性高コレステロール血症と心血管病予防戦略—
吉田雅幸(東京医科歯科大学 先進倫理医科学開発講座 教授)
家族性高コレステロール血症(FH)は遺伝性疾患であり,若年時より心筋梗塞の発症リスクが高いにもかかわらず,日本のFH診断率は1%未満ときわめて低いと推定されています。今回の2学会共催プレスセミナーでは,北里大学 東條美奈子氏が「知らないと怖い家族性高コレステロール血症と心筋梗塞」と題して,脂質異常症に焦点を当て,動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版でのFHの診断,治療について紹介しました。
続いて,東京医科歯科大学 吉田雅幸氏の「小学生で心筋梗塞を起こさないために知っておきたい家族性高コレステロール血症」では,日本のFHの現状,新しい治療薬について解説し,FH治療を進展させていくために啓発活動を展開していく重要性が強調されました。
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