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[最新号紹介]

THERAPEUTIC RESEARCH vol.40 no.10 2019

■ Information
大腿骨近位部骨折とロコモティブシンドローム

■ Information
国内初,順天堂大学がDAT(Device Aided Therapy)外来を開始

■ Roundtable
高齢者の心房細動治療はどうなるか

■ Symposium
第54回埼玉不整脈ペーシング研究会

■ORIGINAL ARTICLE

■ Information
日本語版サンフォード感染症治療ガイド最新情報


Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

今月号のトピック
● Information
順天堂大学記者説明会
国内初,順天堂大学がDAT(Device Aided Therapy)外来を開始

順天堂大学医学部附属順天堂医院では,進行期のパーキンソン病および運動障害疾患の患者を対象に,デバイス治療を提供する「デバイス治療(Device Aided Therapy:DAT)外来」を2019年9月より開始しました。現在わが国で選択できるDATには,レボドパ・カルビドパ経腸療法(LCIG)と,脳深部刺激療法(DBS)の2種類があります。LCIGはパーキンソン病の変動する症状に対して,体外式のポンプを用いてゲル状のレボドパ・カルビドパ製剤を,空腸に挿入したチューブにより一定速度で持続的に投与する方法です。DBSはパーキンソン病や運動障害疾患に対して,脳深部に電極を挿入し脳内回路の異常信号を電気的に調整する方法です。

DAT外来はDATに特化した国内初の専門外来で,記者説明会では服部信孝氏(脳神経内科 教授),大山彦光氏(脳神経内科 准教授)により,2種類の治療法や外来の取り組みが紹介されています。


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