THERAPEUTIC RESEARCH On-line

■ SYMPOSIUM
第6回日本サルコペニア・フレイル学会大会 特別講演
AWGSによる新しいサルコペニア診断基準が与えるインパクト

■ SYMPOSIUM
第42回日本高血圧学会総会 シンポジウム1
人生100 年時代に向けた生活習慣の取り組み：子供から高齢者まで

■ ORIGINAL ARTICLE

Therapeutic Research は，医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン，各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

今月号のトピック
●SYMPOSIUM
第6回サルコペニア・フレイル学会大会
特別講演1
AWGSによる新しいサルコペニア診断基準が与えるインパクト
荒井秀典（国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 理事長）

2019年10月24日に第5回アジアフレイル・サルコペニア学会（台湾・台北）でアジアサルコペニアワーキンググループ（AWGS）による新しいサルコペニア診断基準（AWGS2019）が公表されました。AWGS 2019では，これまで骨格筋量の測定が難しかった診療現場でも，サルコペニアの診断・治療開始ができる評価が導入されています。

それを受けて，第6回サルコペニア・フレイル学会大会特別講演では，荒井秀典氏（国立長寿医療研究センター理事長）が米国，欧州，アジアのサルコペニア診断基準の変遷，AWGS 2019について解説し，世界共通の診断基準作成に向けた動きがあることも紹介しています。

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