■ SYMPOSIUM
第1回Digital Hypertension Conference セッション1
アカデミアからの期待:ビッグデータを用いた学術エビデンスと社会実装の循環を!
■ SYMPOSIUM
第6回日本サルコペニア・フレイル学会大会 特別講演
サルコペニア・フレイルの視点からの認知症
■ SERIES
呼吸ケア・フロントランナー
チーム医療でつなぐ,呼吸器疾患患者が安心して住み続けられる地域連携
~医療連携・患者支援センターが果たす役割~
■ ORIGINAL ARTICLE
Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。
今月号のトピック
●Symposium
第6回日本サルコペニア・フレイル学会大会
(2019年11月9日・新潟)
特別講演7 サルコペニア・フレイルの視点からの認知症
小野寺 理(新潟大学脳研究所神経内科学分野 教授)
第6回サルコペニア・フレイル学会大会の特別講演では,小野寺 理氏(新潟大学脳研究所神経内科学分野)がサルコペニアと認知症について解説しています。神経変性疾患が原因の認知症は4種類のタンパク質が脳に蓄積することで発症し,障害される場所によりさまざまな症状が現れます。アルツハイマー型認知症は“物忘れ”をする病気と考えられていますが,古い記憶は覚えています。これは,古い記憶を司る脳の部分は障害されないためです。
また,脳小血管は酸素などの運搬以外に,βアミロイドなどの排泄,神経活動依存性の血流の供給も行い,脳小血管の老化が認知症のリスクとなることが示されています。
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