THERAPEUTIC RESEARCH On-line

■ SERIES
血圧の常識，非常識～高血圧125年
高血圧心から心不全まで—避けられない結末をどうする

■ REVIEW
新規抗CD38モノクローナル抗体イサツキシマブの薬理学的特性および多発性骨髄腫治療での臨床成績

■ ORIGINAL ARTICLE

■ INFORMATION
日本語版サンフォード感染症治療ガイド最新情報

Therapeutic Research は，医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン，各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

今月号のトピック
● SERIES
血圧の常識，非常識～高血圧125年
高血圧心から心不全まで—避けられない結末をどうする
桑島　巖（特定非営利活動法人臨床研究適正評価教育機構 理事長）

5月号から連載を開始したSeriesは，今回で最終回となりました。テーマは「高血圧心から心不全まで?避けられない結末をどうする」です。高血圧が心肥大をもたらし，最終的に心不全を発症するプロセスや，心不全の中でも特に注目されているHFpEF（収縮機能が保たれていても，拡張機能に障害のある心不全）について述べられています。

高血圧が数十年続くと心不全に至るのですが，心不全発症後の生存率は短いことが示されています。血圧が高ければ降圧治療を行い，また，血圧が高くならないよう減塩や運動などによる予防を心がけることが重要です。

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