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[最新号紹介]

THERAPEUTIC RESEARCH vol.42 no.1 2021

■ SERIES
臨床高血圧125周年~論点の整理と将来展望
Jカーブの再評価—隠れた真のリスクとは—
高血圧心としてのHFpEFの病態と適正治療のあり方

■ ORIGINAL ARTICLE

■ INFORMATION
日本語版サンフォード感染症治療ガイド 最新情報
循環器トライアルデータベース 最新情報
糖尿病トライアルデータベース 最新情報


Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

今月号のトピック
● SERIES
臨床高血圧125周年~論点の整理と将来展望

Jカーブの再評価—隠れた真のリスクとは—
甲斐久史(久留米大学医療センター 循環器内科)

高血圧心としてのHFpEFの病態と適正治療のあり方
安斉俊久(北海道大学大学院医学研究院 循環病態内科学教室)

2021年はコロトコフの聴診による血圧測定法が1896年に発明されてから,125周年にあたります。桑島 巖先生の企画で1月号から「Series 臨床高血圧125周年~論点の整理と将来展望」の連載をスタートします。2020年5月から連載された「血圧の常識,非常識~高血圧125年」に続き,さらに深い評価や検討が必要なテーマについてエキスパートの先生方に執筆していただきます。

今回は「Jカーブの再評価—隠れた真のリスクとは—」(甲斐久史先生,久留米大学)と,「高血圧心としてのHFpEFの病態と適正治療のあり方(安斉俊久先生,北海道大学)が掲載されています。前者では,Jカーブ仮説の背景などが解説され,動脈硬化性脳心血管病,心不全,CKDなどがDBP低値の陰に隠れた真のリスクであると述べられています。後者は,左室駆出率50%以上の心不全(HFpEF)について,疾患概念,診断,治療について解説されています。


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