■ SERIES
臨床高血圧125周年~論点の整理と将来展望
脳心血管疾患リスクとしての脈波速度,中心血圧:家庭血圧,24時間測定血圧との比較の現状
治療抵抗性高血圧と腎交感神経除神経:再評価2021
■ SYMPOSIUM
第56回埼玉不整脈ペーシング研究会
■ ORIGINAL ARTICLE
■ REPORT
消化器系専門医が市中病院消化器内科外来で遭遇した疾病について
—第2報—
■ INFORMATION
循環器トライアルデータベース 最新情報
糖尿病トライアルデータベース 最新情報
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今月号のトピック
● SERIES
臨床高血圧125周年~論点の整理と将来展望
脳心血管疾患リスクとしての脈波速度,中心血圧:家庭血圧,24時間測定血圧との比較の現状
治療抵抗性高血圧と腎交感神経除神経:再評価2021
冨山博史 高橋孝道(東京医科大学 循環器内科)
今回の「Series 臨床高血圧125周年~論点の整理と将来展望」は,「脳心血管疾患リスクとしての脈波速度,中心血圧:家庭血圧,24 時間測定血圧との比較の現状」と,「家庭血圧,24時間測定血圧との比較の現状」を冨山博史先生,高橋孝道先生が解説されています。前者では,脈波速度,中心血圧とも家庭血圧,24時間測定血圧とは独立したリスク指標と考えられるが,治療効果の評価として有用であるかについて検証する必要があるとしています。
後者では,治療抵抗性高血圧の新たな降圧療法として発展してきた腎交感神経除神経について,今後は長期成績(治療効果や合併症の発生率),脳心血管疾患発症予防効果を,通常の降圧薬治療と比較して,降圧の程度とその継続期間を含めた費用対効果を検証する必要があるとしています。
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