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[最新号紹介]

THERAPEUTIC RESEARCH vol.42 no.4 2021

■ SERIES
臨床高血圧125周年~論点の整理と将来展望
レニン-アンジオテンシン系阻害薬と臓器保護効果,その再評価
血圧日内変動,extreme dipper,morning surgeを再評価する

■ SYMPOSIUM
第56回埼玉不整脈ペーシング研究会

■ CASE REPORT
COVID?19重症患者の急性期と地域包括ケア病棟を活用した回復期の理学療法継続の経験

■ INFORMATION
循環器トライアルデータベース 最新情報
糖尿病トライアルデータベース 最新情報


Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

今月号のトピック
● SERIES
臨床高血圧125周年~論点の整理と将来展望

レニン-アンジオテンシン系阻害薬と臓器保護効果,その再評価
石上友章(公立大学法人横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学)

血圧日内変動,extreme dipper,morning surge を再評価する
大久保孝義(帝京大学医学部 衛生学公衆衛生学講座)
今井  潤(東北血圧管理協会)

今回の「Series 臨床高血圧125周年~論点の整理と将来展望」の「レニン-アンジオテンシン系阻害薬と臓器保護効果,その再評価」(石上友章先生)では,レニン-アンジオテンシン(RA)系における,これまでの研究の成果について解説されています。局所性RA系の制御薬の開発・創薬における日本の企業の貢献や,RA系研究に対する日本人の研究者の貢献などについても紹介されています。

「血圧日内変動,extreme dipper,morning surge を再評価する」(大久保孝義先生・今井 潤先生)では,血圧の日内変動性と心血管リスクとの関連について考察されています。心血管リスクは,日内変動性が減弱・逆転するパターンとの関連が示されていますが,夜間血圧が著しく低下する,起床前後の血圧が急上昇するパターンについても関連が報告されており,これらの概念の妥当性について国内外の観察研究をふまえて解説されています。


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