■ SERIES
臨床高血圧125周年~論点の整理と将来展望
高血圧と心房細動
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Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。
今月号のトピック
● SERIES
臨床高血圧125周年~論点の整理と将来展望
高血圧と心房細動
今井 靖(自治医科大学 薬理学講座臨床薬理学部門,内科学講座循環器内科学部門)
今月のシリーズは今井 靖先生が,心房細動発症のリスク因子としての高血圧について解説されています。
心房細動の有病率は加齢とともに上昇し,日本では80歳代の男性で約4%,女性で約2%です。欧米の臨床試験では心房細動の半数が高血圧を保有しているとされ,脳梗塞や出血のリスクとなることが示されています。今年報告された国内データベース(JMDC Claims Database)の症例を対象としたビッグデータ解析からは,高血圧と心房細動について注目すべき結果が示されました。心房細動のカテーテル治療後も,高血圧のコントロールが不良な例では心房細動の再発率が高く,高血圧管理の重要性が述べられています。
小誌では原著論文のご投稿を受け付けています。詳細は原著投稿規定をご覧ください。
< 2022.6.27 >
〔トピックス〕
全国レセプトデータベース(NDB)の解析により,
高血圧受療者数は約 2700万人,高血圧服薬者数は約 2400万人
—わが国の高血圧性疾患患者の実態が初めて明らかに(2022年6月号) [オープンアクセス]
< 2022.6.10 >
〔トピックス〕
予防接種制度と医療経済分析—肺炎球菌ワクチンの費用対効果評価—(2022年5月号) [オープンアクセス]
< 2022.6.02 >
〔最新号紹介〕
THERAPEUTIC RESEARCH vol.43 no.5 2022
< 2022.5.16 >
〔ニュースリリース〕
No.51 – 心臓弁膜症について,高齢者・介護者の60%以上が「ほとんど知らない」または「全く知らない」と回答
< 2022.4.28 >
〔トピックス〕
子宮内膜症に伴う疼痛および月経困難症患者におけるドロスピレノン・エチニルエストラジオール錠の安全性および有効性の検討(2022年4月号) [オープンアクセス]