THERAPEUTIC RESEARCH On-line

■ INFORMATION
国内における慢性腎臓病治療の新たなアプローチ
DAPA–CKD試験
腎臓病の克服を目指して
–Journey from RENAAL to DAPA–CKD

■ SYMPOSIUM
第57回埼玉不整脈ペーシング研究会

■ ORIGINAL ARTICLE

■ REPORT

■ INFORMATION
循環器トライアルデータベース 最新情報
糖尿病トライアルデータベース 最新情報

Therapeutic Research は，医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン，各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

今月号のトピック
● INFORMATION
国内における慢性腎臓病治療の新たなアプローチ
DAPA–CKD試験
腎臓病の克服を目指して
–Journey from RENAAL to DAPA-CKD
柏原直樹（川崎医科大学 腎臓・高血圧内科学）

今月のInformationでは，9月30日に開催されたメディアセミナー「国内における慢性腎臓病治療の新たなアプローチ」における柏原直樹先生（川崎医科大学 腎臓・高血圧内科学）のご講演「DAPA-CKD試験」を掲載しました。

DAPA-CKD試験では，糖尿病非合併患者も含めた慢性腎臓病（CKD）患者を対象として，腎臓・心血管系に対するダパグリフロジンの影響が検討され，有効性が示されました。本稿では試験の結果やサブグループでの結果などについて解説されています。

日本の20歳以上のCKD患者数は約1330万人と推定され，世界的にみたCKD有病率は11～13％とされています。ダパグリフロジンのCKD重症化の抑制効果が注目されます。

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