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[最新号紹介]

THERAPEUTIC RESEARCH vol.42 no.11 2021

■ ROUNDTABLE
GLP-1受容体作動薬の心腎血管合併症予防効果

■ SYMPOSIUM
第57回埼玉不整脈ペーシング研究会

■ ORIGINAL ARTICLE

■ INFORMATION
日本語版サンフォード感染症治療ガイド 最新情報
循環器トライアルデータベース 最新情報
糖尿病トライアルデータベース 最新情報


Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

今月号のトピック
● ROUNDTABLE
J-CLEAR特別座談会
GLP-1受容体作動薬の心腎血管合併症予防効果

[コーディネート]
桑島 巖(東京都健康長寿医療センター顧問)

[総合司会]
景山 茂(東京慈恵会医科大学 客員教授,J-CLEAR理事)

野出孝一(佐賀大学医学部循環器内科 教授)
住谷 哲(公益財団法人日本生命済生会日本生命病院 糖尿病・内分泌センター)
栗山 哲(東京慈恵会医科大学客員教授,三穂クリニック院長補佐)

(2021年7月21日収録,CareNet.comで同年9月15日に公開された内容を基に編集部で作成)

最近,糖尿病治療薬であるGLP-1受容体作動薬が心血管イベントを抑制することで話題になっています。今回のJ-CLEAR特別座談会では,最初に住谷哲先生がGLP-1受容体作動薬の心血管合併症予防について大規模臨床試験の結果をレビューし,栗山哲先生は腎保護とその機序,野出孝一先生は血管保護の機序,再び住谷哲先生が抗肥満薬としての有用性を解説しています。

続いて桑島先生から,そのエビデンスが日本人にどの程度通用するのか,薬剤間の違い,経口薬と注射薬は同等か,副作用などの問題が提起され,それぞれの専門領域の立場から議論が交わされています。


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