THERAPEUTIC RESEARCH On-line

■ SPECIAL LECTURE
「研究不正大国」日本をどうするか

■ SYMPOSIUM
第54回ペーシング治療研究会

■ REVIEW
日本における慢性閉塞性肺疾患（COPD）—受診率および診断率を改善するには—

■ ORIGINAL ARTICLE
・The assessment of prasugrel monotherapy after short-term dual antiplatelet therapy using CT fractional flow reserve in patients after percutaneous coronary intervention: the exploratory FRONTIER Study
・健康被害報告例のある健康食品プエラリア・ミリフィカの警告表示の効果に関する調査

■ INFORMATION
・循環器トライアルデータベース 最新情報
・糖尿病トライアルデータベース 最新情報

Therapeutic Research は，医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン，各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

今月号のトピック
● Special Lecture
J-CLEAR特別講演
「研究不正大国」日本をどうするか

演者：榎木英介（一般社団法人科学・政策と社会研究室代表理事）
司会：桑島 巖（J-CLEAR理事長）

わが国では，基礎研究や臨床研究での研究不正が大きな問題になっています。J-CLEAR特別講演では，病理専門医で科学ジャーナリストの榎木英介氏が，研究不正の具体的な事例，分野を紹介し，疑念のある研究行為，不正のトライアングル理論などを解説しています。

榎木氏は，研究不正や医療制度のあり方に関する書籍などを数多く出版し，生命科学研究の現状と問題点について情報を発信しており，本講演でも，研究者の規範を高めるための予防倫理と志向倫理の重要性を指摘しています。

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