■ INFORMATION
薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン2023-2027
—そのポイントと今後の対応—
■ REVIEW
診療所から見たCOPD増悪の臨床的影響とその対策
■ ORIGINAL ARTICLE
・うつ病・うつ状態の患者を対象としたエスシタロプラムの使用成績調査および特定使用成績調査
・社会不安障害の患者を対象としたエスシタロプラムの特定使用成績調査
・好酸球性多発血管炎性肉芽腫症に対するメポリズマブの最適な投与時期の検討
・A machine learning exploration of factors affecting heart failure healthcare costs: a retrospective cohort study with data from a Japanese claims database
■ INFORMATION
糖尿病トライアルデータベース 最新情報
Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。
今月号のトピック
● INFORMATION
製薬協メディアフォーラム
薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン2023-2027
—そのポイントと今後の対応—
薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン改訂のポイント
大西友弘氏
(内閣官房新型コロナウイルス等感染症対策推進室)
医療従事者の視点から
四柳 宏氏
(東京大学医科学研究所 先端医療研究センター感染症分野
東京大学医科学研究所 附属病院感染免疫内科)
薬剤耐性(AMR)を有する菌は世界中で増加しており,2023年5月に広島で開催されたG7の保健分野においてAMR対策は重要な課題となっています。
「AMR対策アクションプラン2016-2020」に続く「AMR対策アクションプラン2023-2027」が,2023年4月に国際的に脅威となる感染症対策の強化のための国際連携等関係閣僚会議から発表されました。本稿では,前プランと共通の6つの目標について,大西友弘氏がサーベイランス事業や情報収集の強化,畜産分野で農場ごとの抗微生物剤使用量把握のための新体制の確立など,主な新規・強化取組事項について解説しています。四柳 宏氏は,感染予防・管理,抗微生物剤の適正使用,創薬に対する支援に関して解説しています。
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