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アジア・カヘキシア・ワーキンググループ(AWGC)によるアジア人向けの新たなカヘキシア診断基準の公表
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第4回健康ハート・シンポジウム
循環器病予防啓発の新たなキックオフ
■ ORIGINAL ARTICLE
・肺動脈性肺高血圧症患者に対する使用実態下におけるトレプロスチニル(注射液)の安全性および有効性の評価 —使用成績調査(全例調査)の報告—
・過活動膀胱および神経因性膀胱患者を対象としたA型ボツリヌス毒素(ボトックス)の安全性と有効性 —一般使用成績調査中間報告—
・糖尿病患者を対象とした睡眠の実態調査(第2報)
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糖尿病トライアルデータベース 最新情報
Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。
今月号のトピック
● INFORMATION
アジア・カへキシア・ワーキングクループ(AWGC)によるアジア人向けの新たなカへキシア診断基準の公表
荒井秀典
(日本サルコペニアフレイル学会 代表理事,国立長寿医療研究センター 理事長)
前田圭介
(愛知医科大学栄養治療支援センター 特任教授)
2023年9月,アジア人のためのカへキシア(悪液質)診断基準が初めてアジア・カへキシア・ワーキンググループ(Asian Working Group for Cachexia:AWGC)により公表されました。さまざまな慢性消耗性疾患による栄養障害であるカへキシアの診断基準は,これまでアジア人と体格の異なる欧米人を対象にして作成されていたため,アジアの実臨床で用いることが難しく,使いやすい診断基準が求められていました。
新たなカへキシア診断基準について,AWGCの荒井秀典氏が作成の背景を紹介し,前田圭介氏がその概要を解説しています。
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