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食品安全委員会が消費者に向けて,「いわゆる『健康食品』に関する説明会」を開催

食品安全委員会は1月28日,食品安全委員会事務局(東京都港区赤坂)で,いわゆる「健康食品」に関する消費者に向けた説明会を開催した。

この説明会は,「いわゆる『健康食品』に関する検討ワーキンググループ」[座長:脇昌子(静岡市立静岡病院副院長兼内分泌・代謝内科科長 兼 京都大学医学部臨床教授)]が昨年12月にまとめた報告書と19のメッセージの説明や、質疑等を消費者向けに行ったもので,食品安全委員会事務局の評価情報分析官よってスライドを使った説明が行われた。

被害事例として,健康食品で体の不調があった摂取者が4%にのぼること,症状としてはアレルギー症状や消化器症状のほか,頭痛・めまい,肝障害等があるといった調査報告が紹介された。また,いわゆる「健康食品」の品質管理は製造者任せで,商品によっては不均一な品質であることや,表示通りの成分が入っていない商品があるなど, 19のメッセージそれぞれに解説が行われ,事例などが紹介された。
検討ワーキンググループの公表したメッセージの目的は,「健康食品」による避けることのできる健康被害を防止することである。そのため,この19のメッセージは,消費者が健康食品について知っておくべきこととして提示されている(PDF)。

評価情報分析官によるスライドは,これだけは覚えて帰って欲しいこと,として下記の説明でまとめられた。

  • 不老長寿の食品はない(薬も)
  • 食べて痩せる食品は,有害物
  • 天然・自然なものも,「安全」ではない
  • 現在の日本のような食事ができている国では,ビタミン・ミネラルのサプリメント補給は健康にプラスの作用をもたらさない

健康食品に関する食品安全委員会のメッセージは,下記のサイトからも閲覧できる。
食品安全委員会<https://www.fsc.go.jp/osirase/kenkosyokuhin.html

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