シーメンス旭メディテック株式会社が販売する最新のフルデジタル・マンモグラフィ装置"MAMMOMAT Inspiration(マンモマート インスピレーション)"が,ドイツのデザイン賞「iF product design award 2009」*および「red dot award: productdesign 2009」*を受賞した。
同マンモグラフィはSiemens Healthcare社とデザイン会社のdesignaffiars社(いずれも本社 ドイツ)が共同開発したもので,世界で初めて,ムードライト機能を搭載している。装置背後に設置されたLEDガラスパネルを好みの色に発光させることが可能となっており,被験女性の緊張を和らげる快適な検査環境を創出する。
また,フルデジタル・マンモグラフィ装置であるため,撮影で取得したデータをすべて記録することが可能となっている。個々の乳房に合わせたデータ処理や画像の拡大表示機能により,診断に最適な画像を作成することで,微小石灰化や病変の早期発見が可能となる。日本人女性の乳房に適した画像パラメータも搭載。乳腺密度の高い高濃度乳房においても,微小石灰化や病変を自然に描写する。同装置は従来のデジタルマンモグラフィ装置に比べて最大40%の被爆低減を実現している。
*機能性,ユーザーフレンドリー,および美的に優れたユニークな組み合わせといった評価基準を満たす革新的なデザインプロダクトを選出する賞。
**機能性,人間工学,耐久性,エコロジーなどの観点から優れたデザインプロダクトを選出する賞。世界最大のデザイン賞の一つ。
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大幸薬品株式会社は,消費者の下痢に関する認識度や止瀉薬の使用実態を把握するため,「止瀉薬服用に関するアンケート調査」を実施し,その結果を発表した。対象は20?60代の男女620名,調査方法はインターネットリサーチ。
調査の結果,全体の43.4%が月に1度以上下痢になるが,そのうちの85.3%が,下痢の際に市販の止瀉薬を「使わない」「あまり使わない」と回答した。その理由として,「下痢は薬で無理に止めないほうがよい」という回答が半数以上を占めた。また食あたりの際にも,半数近くが「体に悪いものを排出するため,止瀉薬は使うべきでない」と答えた。
内科医で,同社研究所上級主席研究員の緒方規男氏は,「下痢の症状を安易に放置すると,場合によっては脱水症や体力消耗につながり,健康状態を悪化させる危険性もある。そのため,下痢の際には適切な止瀉薬の服用と水分補給が重要である。食あたり・水あたりの際には,成人の場合,高熱や血便を伴わない下痢であれば,『腸管運動正常化タイプ』の止瀉薬(腸の蠕動運動を正常化し,腸管内の水分分泌を抑制,水分吸収を促進させる)により治療可能である」と述べた。
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