国立循環器病研究センターは,4月15日,東日本大震災の被災地のうち,宮城県,山形県に現地調査チームを派遣することを発表した。
現地調査チームは,医師2名(心臓血管内科医1名,脳血管内科医1名),薬剤師1名,看護師1名,事務員1名の5名で構成され,4月19日(火)~22日(金)にかけて派遣される予定。被災地における中長期的な循環器病対策を立案するための情報収集と,循環器病予防の啓発を目的としている。
被災地では,基幹病院や避難所などの視察,現地の医師(とくに循環器内科医)や県の保健福祉担当と意見交換を行い,医療の現状と後方支援のニーズなどについて情報を収集する。また,避難所では,循環器病予防のための啓発ポスターや冊子を配布し,現地の医療チームから要請があった場合は,診断や助言など診療のサポートを行う。
現地調査チームは,上記2県につづき,岩手県や福島県などへの派遣も計画されている。
【ニュースソース】
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国立循環器病研究センター 総務課広報係(内線8496)
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