国立循環器病研究センターは,4年間(2005年1月~2008年12月)の病院外心停止患者の統計(消防庁のウツタイン統計*)から約19万6千件の心臓由来の心停止を解析した結果,10~4月頃にかけて,心筋梗塞の最重症型である心停止の発生が多いことが判明したとし,「冬場に心筋梗塞を予防するための注意すべき10箇条」を示した。
これから寒い時期を迎えるにあたり,特に寒冷地や被災地での寒冷刺激や,冠動脈の過剰な収縮への対策が重要であると考えられる。解析結果は11月14日,米国心臓協会(AHA)学術集会2011にて発表された。
* ウツタイン統計
国際的に統一された記録様式(ウツタイン様式 Pub Med)に従い集積された院外心停止患者の統計
【ニュースソース】
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国立循環器病研究センター 総務課広報係(内線8496)
小林 良平(コバヤシ リョウヘイ)
< 2022.5.16 >
〔ニュースリリース〕
No.51 – 心臓弁膜症について,高齢者・介護者の60%以上が「ほとんど知らない」または「全く知らない」と回答
< 2022.4.28 >
〔トピックス〕
子宮内膜症に伴う疼痛および月経困難症患者におけるドロスピレノン・エチニルエストラジオール錠の安全性および有効性の検討(2022年4月号) [オープンアクセス]
< 2022.4.28 >
〔トピックス〕
SGLT2 阻害薬の心保護作用とメカニズム(2022年4月号) [オープンアクセス]
< 2022.4.28 >
〔最新号紹介〕
THERAPEUTIC RESEARCH vol.43 no.4 2022
< 2022.4.11 >
〔トピックス〕
日本における慢性閉塞性肺疾患(COPD)—受診率および診断率を改善するには—(2022年3月号) [オープンアクセス]