2014年3月21日~23日までの3日間,東京で第78回日本循環器学会学術総会(会長:永井良三氏・自治医科大学学長)が開催された。今回のテーマは「情報爆発とネットワーク時代の循環器病学」。医療現場では電子カルテやDiagnosis Procedure Combination(DPC),基礎研究ではゲノムや分子・細胞の解析情報,治験や臨床研究では臨床データと,大量の情報が生み出される今日の新しい時代の循環器学について考え,創造することが目指された。
ここでは,注目セッションの概要を紹介する。