発表日 2011年 3月18日
国立循環器病研究センターが大震災にともなう患者の受け入れ対応に関するニュースリリースを発表
国立循環器病研究センターは3月18日,東日本大震災への対応について,患者受け入れ可能数などの具体的な情報を発表した。
国立循環器病研究センターは,循環器疾患の専門病院として,他の医療機関で対応できない症例を優先的に受け入れるため,臨時病棟の開設も含めた準備を行っている。
受け入れ可能なのは以下の重症患者。
- 心血管疾患: 肺血栓塞栓症,たこつぼ心筋症,重症心不全,虚血性心疾患など
重症5名,中等症15名
- 脳血管疾患: 搬送に耐えられる脳卒中患者全般
重症10名
- 小児循環器疾患: 重症の先天精神疾患,心不全など(幼児を含む)
重症・中等症10名
- 周産期: 妊娠出産に専門管理が必要な心血管疾患を有する妊婦,先天性心疾患の胎児(母胎搬送)
5名
- 透析: 透析とあわせて手術などが必要な複雑例など
若干名
国や関係機関などからの要請に対応するとしており,個々の医療機関からの直接要請も可能。
申込先
(代表)06-6833-5012 (夜間・休日)06-6833-5015
国立循環器病研究センター 総務課広報係(内線8496)
小林 良平