■ OPINION
国際学会にみる抗血栓臨床研究の最前線(ESC 2010)
■ 対 談
心血管疾患の予防・治療と和温療法の新たな展開
■ Symposium
第37回関西高血圧研究会
■ Review
急性冠症候群の発症を防ぐための脂質管理の重要性—LDL–C,HDL–C,LDL–C/HDL–C比の検討—
■ 原 著
Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。
今月号のトピック
● OPINION
国際学会にみる抗血栓臨床研究の最前線(ESC2010)
後藤信哉
(東海大学医学部内科学系(循環器内科))
ESC 参加者数は毎年増加しており,従来はAHA/ACC で発表されていたようなメガトライアルも,最近はESC で多く発表されるようになった。今回も抗血栓療法について多くの重要な試験が発表された。認可承認試験ではないため注目度は低いが,実臨床の観点からみると,高リスク心房細動(AF)患者において経口第Xa因子阻害薬apixaban とアスピリンを比較したAVERROES 試験の意義は際立って大きい。...〔→続きを読む〕
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