■ CLINICAL UPDATES
変わる心不全の薬物治療~エキスパートが解説
■ SERIES
臨床高血圧125周年~論点の整理と将来展望
睡眠時無呼吸症候群と高血圧
■ REVIEW
ミネラルコルチコイド受容体ブロッカーを降圧治療に用いた場合の注意点
—エサキセレノンの開発治験データから—
■ Report
■ INFORMATION
循環器トライアルデータベース 最新情報
糖尿病トライアルデータベース 最新情報
Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。
今月号のトピック
● Clinical Updates
変わる心不全の薬物治療~エキスパートが解説
慢性心不全治療の変遷
桑原宏一郎(信州大学医学部循環器内科)
イバブラジン
佐野元昭(慶應義塾大学医学部循環器内科)
サクビトリルバルサルタン
桑原宏一郎(信州大学医学部循環器内科)
SGLT2 阻害薬(ダパグリフロジン,エンパグリフロジン)
江尻健太郎(岡山大学病院循環器内科)
ベルイシグアト
田中寿一(東京慈恵会医科大学循環器内科)
心不全の薬物治療が大きく変わろうとしています。2019年にイバブラジン,2020年にARNIのサクビトリルバルサルタンが新規に登場し,さらにSGLT2阻害薬のダパグリフロジンが同年に慢性心不全の効能追加を取得しました。それらに続き,sGC刺激薬のベルイシグアトも2020年に新規承認申請されています。
これら作用機序の異なる薬剤の登場により治療の選択肢は大きく増えています。本号では,4名の心不全治療のエキスパートが新薬の特徴,適切な使用法,使用上の注意点などをわかりやすく解説しています。
小誌では原著論文のご投稿を受け付けています。詳細は原著投稿規定をご覧ください。
< 2022.6.27 >
〔トピックス〕
全国レセプトデータベース(NDB)の解析により,
高血圧受療者数は約 2700万人,高血圧服薬者数は約 2400万人
—わが国の高血圧性疾患患者の実態が初めて明らかに(2022年6月号) [オープンアクセス]
< 2022.6.10 >
〔トピックス〕
予防接種制度と医療経済分析—肺炎球菌ワクチンの費用対効果評価—(2022年5月号) [オープンアクセス]
< 2022.6.02 >
〔最新号紹介〕
THERAPEUTIC RESEARCH vol.43 no.5 2022
< 2022.5.16 >
〔ニュースリリース〕
No.51 – 心臓弁膜症について,高齢者・介護者の60%以上が「ほとんど知らない」または「全く知らない」と回答
< 2022.4.28 >
〔トピックス〕
子宮内膜症に伴う疼痛および月経困難症患者におけるドロスピレノン・エチニルエストラジオール錠の安全性および有効性の検討(2022年4月号) [オープンアクセス]