セラピューティック・リサーチ 2024年8月号

最新号紹介

セラピューティック・リサーチ　2024年 8月号

Therapeutic Research は，医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。
国内外の最新エビデンス情報やオピニオン，各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

● INFORMATION：「在宅における心不全ICTモニタリングプロジェクト」が
経済産業省「ヘルスケア産業基盤高度化推進事業」に採択
－心不全パンデミックを見据えICTを活用した実証調査を開始－
● REVIEW
二次出版　週1回投与型インスリンの基本原理
－インスリンイコデクおよびInsulin Efsitora Alfa についての
エビデンスは進化し続ける－
● CASE REPORT
HER2阻害薬によるがん治療関連心筋障害における心機能の推移と心尖部Strain
● INFORMATION
循環器トライアルデータベース最新情報

今月号のトピック
● INFORMATION
「在宅における心不全ICTモニタリングプロジェクト」が
経済産業省「ヘルスケア産業基盤高度化推進事業」に採択
－心不全パンデミックを見据えICTを活用した実証調査を開始－

在宅における心不全ICTモニタリングプロジェクト

京都府立医科大学とオムロンヘルスケアが共同で行っている「在宅における心不全ICTモニタリングプロジェクト」が経済産業省の令和6年度ヘルスケア産業基盤高度化推進事業に採択され，7月から京都の2施設で実証調査が開始されています。

心不全の罹患者数は全国で約120 万人と推計され，主な死亡原因として循環器病（心疾患と脳血管疾患）は，がんに次いで2番目に多くなっています。心電計付き上腕式血圧計や体重計の活用により，バイタルデータを医療機関で管理することで，より早い段階で心不全患者に対する介入が可能となります。

本稿では心不全の管理における問題やプロジェクトに関する概要などが解説されています。

小誌では原著論文，総説，症例報告，短報などのご投稿を受け付けています。詳細は原著投稿規定をご覧ください。

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