Jessup氏にAHA2009会場でインタビューにこたえてもらった |
Late-Breaking Clinical Trials(LBCT)への応募は年々増えてきており,LBCTの限られた機会に対して,激しい競争になっています。また,応募演題には,これまでに報告された試験のアップデートが多いことがわかっていました。これらは,新しい試験結果の報告と同様に臨床医にとって重要で,報告されるべき情報です。
そこで,われわれはLBCSという新しいセッションを設けることにしました。LBCSでは,登録情報はリアルワールドのデータを表した重要な知見を含んだものであること,また以前に発表された試験であっても,異なるサブグループや異なる見解などの追加情報を新たに報告するものであるとしています。
AHAで行われるセッションはテーマごとに7つのCore✽に分けて行われます。このうち “Cardiovascular Core” は今年,新たに追加されました。それぞれのCoreで行われるセッションには疫学,基礎,トランスレーショナル,臨床のすべてが含まれており,すべてひとつの会場で行われるため,臨床医は自分の関心のあるテーマを扱っているCoreに行くことで,臨床だけでなく,疫学や基礎,トランスレーショナルまで幅広い情報をより効率的に得ることができます。
臨床医は,自分の患者を治療するためのさまざまな情報に気づかねばなりませんので,臨床の分野だけでなく,他の分野のセッションにも参加することが必要だと考え,そうした環境を提供しているのです。
✽Cardiovascular Imaging | Epidemiology and Prevention of CD Disease: Physiology, Pharmacology and Lifestyle | Genetics, Genomics and Congenital CV Disorders | Heart Rhythm Disorders and Resusciation Science | Myocardium: Development, Function and Failure | Vascular Disease: Biology and Clinical Science (catheter-based and surgical interventions) | Vascular Disease: Biology and Clinical Science (non-interventional)
< 2010.7.01 >
〔最新号紹介〕
THERAPEUTIC RESEARCH vol.31 no.6 2010
< 2010.6.28 >
〔ニュースリリース〕
No.17 – 2010: 「「アマリール®」が小児2型糖尿病患者にも使用可能に」ほか
< 2010.6.24 >
〔トピックス〕
[トピックス] 脳卒中の予防啓発活動の重要性
< 2010.5.31 >
〔最新号紹介〕
THERAPEUTIC RESEARCH vol.31 no.5 2010
< 2010.5.11 >
〔最新号紹介〕
THERAPEUTIC RESEARCH vol.31 no.4 2010