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最新号紹介
セラピューティック・リサーチ
セラピューティック・リサーチ 2025年 4月号

Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。
国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

  • ● INFORMATION:日本高血圧学会プレスセミナー
     「早朝高血圧徹底制圧宣言2025」「早朝高血圧徹底制圧プロジェクト」始動
     血圧をまずは測ろう「キオスク血圧」
      ―Kiosk blood pressure measurement/device―
  • ● INFORMATION:メディアセミナー
     家庭での心電図記録が拡げる隠れ心房細動・早期発見の可能性
      -医療機関における確定診断・早期治療への活用最前線-
  • ● REVIEW
     GLP‒1 Receptor Agonists and GIP/GLP‒1 Receptor Agonist
      in Chronic Kidney Disease Associated
      with Type 2 Diabetes and Obesity
  • ● ORIGINAL ARTICLE
     採血用穿刺器具ソフレットおよびソフレット針の使用感の調査と検討
      -単施設前向き観察研究-
  • ● INFORMATION:循環器トライアルデータベース 最新情報

今月号のトピック
● INFORMATION
日本高血圧学会プレスセミナー

特別セミナー1
「早朝高血圧徹底制圧宣言2025」「早朝高血圧徹底制圧プロジェクト」始動
苅尾七臣(日本高血圧学会 理事長)

特別セミナー2
血圧をまずは測ろう「キオスク血圧」
―Kiosk blood pressure measurement/device―

浅山 敬(日本高血圧学会「早朝高血圧徹底制圧プロジェクト」推進委員)

日本高血圧学会理事長の苅尾七臣氏は,4月3日に開催された日本高血圧学会プレスセミナーで「早朝高血圧徹底制圧宣言2025」を発出しました。この宣言に基づき行われる取組みの一つが,日本高血圧学会の学会員全員参加型の実装高血圧学開発事業「早朝高血圧徹底制圧プロジェクト」です。その中の「血圧朝活」キャンペーンでは,とくに循環器疾患の発症リスクと強い関連がある早朝高血圧の発見と抑制が求められています。まず自分自身の血圧を測定することを習慣化し,早朝家庭収縮期血圧が130 mmHgを超える場合は生活習慣と生活環境を改善する10か条を行うことを勧め,さまざまな方法を用いて血圧を低下させることに貢献していきたいとの考えが示されています。

また,日本高血圧学会「早朝高血圧徹底制圧プロジェクト」推進委員の浅山 敬氏は,公共施設や職域に設置された血圧計を用いて,医療従事者の手を借りず血圧を自己測定する「キオスク血圧測定」について解説しました。高血圧の早期発見に貢献する重要な手段で,これまで高血圧を指摘されたことがない人も積極的に血圧を測定し,日々の健康管理に役立ててほしいと呼びかけています。

小誌では原著論文,総説,症例報告,短報などのご投稿を受け付けています。詳細は原著投稿規定をご覧ください。

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