セラピューティック・リサーチ・オンラインは医療従事者を対象としたサイトです
セラピューティック・リサーチ・オンラインは
医療従事者を対象としたサイトです
 
最新号紹介
セラピューティック・リサーチ
セラピューティック・リサーチ 2025年 1月号

Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。
国内外の最新エビデンス情報やオピニオン,各種シンポジウムの記録等を掲載しています。

今月号のトピック
● ROUNDTABLE
 J–CLEAR特別座談会
  胃酸分泌抑制薬の長期投与に伴う安全性は?

  • 上村直実
    (国立国際医療研究センター国府台病院名誉院長):司会
  • 木下芳一
    (兵庫県立はりま姫路総合医療センター病院長)
  • 春間 賢
    (川崎医科大学総合医療センター総合内科2特別研究員 / 淳風会医療診療セクター長)
  • 新倉量太
    (東京医科大学消化器内視鏡学准教授)

最近,胸焼けなどの胃食道逆流症が増えており,循環器科や整形外科領域で抗血栓薬や消炎鎮痛薬と併用して,胃酸分泌抑制薬を長期に内服する人が増加しています。そこで上村直実氏らはピロリ菌陰性の逆流性食道炎患者を対象に,ボノプラザンによる5年間の長期維持療法における安全性を検証したランダム化比較試験「VISION研究」を行いました。

本稿ではVISION研究によるPPIとP-CABの長期投与の結果をふまえ,副作用や内視鏡および組織学的な所見について見解が示されています。また,ピロリ菌除菌後の患者に対する胃酸分泌抑制薬の長期投与と胃がんのリスクについても紹介されています。

小誌では原著論文,総説,症例報告,短報などのご投稿を受け付けています。詳細は原著投稿規定をご覧ください。

バックナンバー


連載
上へもどる