Therapeutic Research は,医学・薬学の最新情報を提供する総合月刊誌です。
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今月号のトピック
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てんかん医療の今と未来
-現状の課題と新たな治療選択肢-
てんかんは,脳の神経細胞の過剰な電気的興奮に伴い,意識障害やけいれんなどの症状(てんかん発作)を引き起こす慢性の脳疾患です。中でも 1 日に何度も繰り返される発作や,一定時間が経過しても停止しない発作(てんかん重積状態)を起こす場合は,速やかな治療介入が必要とされますが,現状の発作対応は医療機関への救急搬送による投薬治療が中心で,発作開始から治療までには時間の障壁があります。2025 年 12 月 24 日に発売されたジアゼパム点鼻液は,国内で初めての経鼻投与型抗けいれん剤で,また成人においては初めての医療機関外で投与が可能なレスキュー薬です。
本稿では中川栄二氏(国立精神・神経医療研究センター病院)が,てんかん重積状態に対する治療介入や,日本人小児患者に対するジアゼパム点鼻液の第 3 相多施設共同非盲検試験の結果について解説しています。
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